ついに、やった。
リサーチして、まとめて、注意点を調べて。それを繰り返しながら「いつかやろう」と言い続けていた俺が、ようやく手を動かした。
SUZURIにアカウントを作り、「お金検索」のロゴを入れたグッズを、実際に出品した。
売れるかどうかは、まだわからない。むしろ最初はほぼ売れない、という情報は嫌というほど読み込んだ。それでも、「登録した俺」と「まだ登録していない俺」は、もう別の場所に立っている。
今回は、その一部始終を書いておく。
登録を始めたのは、GW最終日の昼下がりだった
自室の古いPCを立ち上げたのは、ゴールデンウィーク最後の日の午後だった。
早く起きようと思っていたが、昨晩深夜まで無料ゲームで他の人とチャットしていて送るのが遅くなった。カーテンの隙間から白い光が差し込んでいた。シャワーを浴びて、お昼食べた。
明日からまた仕事が始まる。その事実が、頭の片隅にずっとあった。
「今日やらなかったら、また先延ばしになる」
そう思ったのかもしれない。気づいたら、SUZURIのトップページを開いていた。
「自分のやる気がどの程度持続するかな?まあ、見るだけ見てみよう」という、いつものやつだ。でも今日は、見るだけで終わらなかった。
アカウント登録は、拍子抜けするほど簡単だった

SUZURIのトップページ右上に「ログイン」というボタンがある。
それを押すと「初めての方は無料会員登録」というリンクが出てきた。

そこから先は、ほとんど迷わなかった。

アカウント名、メールアドレス、パスワード等、基本的な情報を入力して、規約に同意して、登録ボタンを押す。
しばらくするとメールが届いて、6桁の認証コードが書いてあった。それを入力して、完了。
所要時間、五分もかからなかった。
拍子抜けした、というのが正直なところだ。もっと難しい手続きを想像していた。住所とか、銀行口座とか、身分証明書とか。そういうのを全部求められると思っていたが、最初の登録はメールアドレスとパスワードだけでいい。
それに、登録すると500円分のクーポンがもらえた。使い道はまだわからないが、損はない。
アカウント名は、少しだけ悩んだ。
SUZURIでは、アカウント名がそのままショップのURLになる。suzuri.jp/(名前) という形だ。英数字とハイフンとアンダーバーしか使えないので、日本語のサイト名をどう変換するか考えた。
結局、okanekensaku にした。シンプルで、覚えやすくて、サイト名そのままだ。
プロフィールを整えるのに、少し時間がかかった

アカウントができたら、ログインして次はプロフィールの設定だ。
プロフィール画像、ヘッダー画像、ショップ名、自己紹介文。この四つを埋めていく作業が、登録そのものより少し時間がかかった。
ショップの第一印象を決める部分だから、適当にするのは気が引けた。
プロフィール画像には、とりあえず「お金検索」のロゴを使った。本当はもう少し工夫したいが、今は「出品する」ことのほうが優先だ。
完璧を目指していたら、また動けなくなる。
自己紹介文には、正直に書いた。飾らず、嘘をつかず、岡根健作のままでいる。それが、このサイトのルールだから。
このサイトのコンテンツや活動の一環としてのグッズ作成でもありながら、もし売れたら私の生活費の足しにもしたいと思っている。
デザインのアップロード、ここが一番緊張した
プロフィールを設定したあと、いよいよ商品の作成に進んだ。
右上のアイコンから「SUZURIで販売する」→「グッズ(販売用)」を選ぶ。すると、デザイン画像をアップロードする画面が出てきた。
ここが、一番手が止まった場面だ。
「お金検索」のロゴは、Canvaで作っていた。
そfれがこれだ。

深夜にリサーチしながら、いつか使うかもしれないと思って、なんとなく作っておいたものだ。シンプルな文字ロゴで、特別なイラストは何もない。
それを、本当に上げていいのか。
誰かに笑われるんじゃないか。
こんなの売れるわけない、と思われるんじゃないか。
そういう考えが、一瞬だけ頭をよぎった。
でも、笑われたとしても、俺の財布には何の影響もない。売れなかったとしても、赤字にはならない。
大丈夫だ、と自分に言い聞かせて、アップロードボタンを押した。
商品の選択と、価格の設定
デザインをアップロードすると、販売できる商品の一覧が表示された。
Tシャツ、トートバッグ、スマホケース、マグカップ、アクリルキーホルダー、パーカー、タオル……。ざっと見ただけで、百種類以上はある。
どれにするか、少し迷った。
調べていたときの記憶では、「最初はTシャツやトートバッグなど人気アイテムから試すのがおすすめ」と書いてあった。だから今回は、Tシャツを中心にいくつかのアイテムにチェックを入れた。
商品名は、
お金検索 公式グッズ
そのまんまだ。
そして、価格の設定だ。
SUZURIでは「トリブン」という言葉を使う。これは、販売価格から原価を引いた、俺の取り分のことだ。
ここで少し迷った。
高すぎると売れない。低すぎると、売れても意味がない。その狭間で、スマホの画面をしばらく眺めた。
結局、トリブンは1,000円に設定した。
なぜ1,000円なのか。その理由はちゃんとあるのだが、それはまた別の記事で書くことにする。
説明文、正直に書くことにした
価格を決めたあと、商品の説明文を書く作業が残っていた。
SUZURIには説明文をAIに自動生成させる機能があると知っていた。楽をしようと思えばできた。でも、ここは自分の言葉で書くことにした。
このサイトのコンセプトは「リアルに情報発信する」だ。商品説明だけ、どこかで見たような文章にするのは、筋が通らない。
書いた内容は、こういうものだ。
はじめまして。 岡根健作(おかねけんさく)と申します。公式サイト「お金検索」では、「お金がない」状態から「お金がある」状態へ這い上がるための方法を、実体験をもとに検索・取材・AI活用で学び、実践・検証しながら情報発信しています。
【正直に告白します】このアイテムのトリブン(私の取り分)は1,000円に設定しました。シンプルな文字ロゴにしては正直高めですが、この一円一円が次の取材や新しい活動への大切な「燃料」になります。
この「お金検索」ロゴを身に着けてくださる皆さんが増えれば、この想いをもっと多くの人に広げていけると信じています。応援していただけると嬉しいです。よろしくお願いします!
執筆者:岡根健作(お金検索管理人) https://okanekensaku.com/
書き終えて、読み返した。
「高めですが」と自分で認めてしまっていいのか、一瞬迷った。でも、隠すより正直に書いたほうが、俺らしいと思った。誤魔化した言葉より、本音のほうが伝わる。そう信じることにした。
「販売する」ボタンを押した瞬間のこと
商品名を書いて、説明文を整えて、価格を設定して。
確認画面を見ながら、もう一度だけ迷った。
本当にこれでいいか。もっとちゃんとしたデザインを作るべきじゃないか。もっと調べてから出品するべきじゃないか。
でも、そのループは終わりにすることにした。
「販売する」ボタンを押した。
画面が切り替わって、商品ページが表示された。
「お金検索」のロゴが入ったTシャツが、SUZURIのマーケットプレイスに並んでいた。
そっれがこちらである。

俺のデザインが、誰かの目に触れる場所に出た。
それだけのことだが、なんだか妙な感慨があった。光の中で、画面をじっと見つめた。疲れていたはずなのに、眠気が引いた気がした。
出品後にSNSでもその旨を投稿した
SUZURIをSNSと連携していると、アイテムを出品した後で自動でその宣伝するためのリンクが表示されるようになっている。
それがこれだ。

当然、みなに知ってもらいたいので「ポストする」を押した。

これがその画面だ。Xに移動していることがわかるだろう。
非常に便利な機能でSUZURIは優れたサービスだなと感心した。
このままでもよかったが、ハッシュタグを少し加えたいと思い追加した。

そしてこれを投稿した画面がこちらである。↓

出品してみてわかったこと
出品を終えてから、少し落ち着いて振り返った。
まず、思っていたより工程が少なかった。アカウント登録から最初の商品出品まで、デザインの準備ができていれば三十分もかからない。「いつかやろう」と思っていた時間のほうが、よっぽど長かった。
それから、完璧じゃなくていいということも、改めて実感した。
プロフィール画像は仮のもので、説明文もまだ荒削りだ。それでも、出品した事実は残る。あとから修正すればいい。まず存在することが先だ。
SUZURIには、説明文をAIに自動生成させる機能もあることがわかった。今回は使わなかったが、文章を書くのが苦手な人には便利な機能だと思う。
スマホアプリもある。売上の確認や、商品の管理が移動中でもできる。これは、仕事の合間にちょこちょこ確認したい俺には助かる仕様だ。
まだ、売れていない
正直に書く。
出品してから、まだ何も売れていない。
でも、焦りはない。最初の一〜三ヶ月は売れないのが普通だ、という情報を、俺は何度も読んだ。だからこの沈黙は、予想通りの沈黙だ。
次にやることは、SNSでの発信だ。
商品をただ置いておくだけでは、海の底に沈んでいるのと変わらない。誰かに見つけてもらうためには、自分から声を上げるしかない。
それが、次の課題だ。
どこで、どうやって発信するか。何を書けば、俺みたいな人間に届くか。それをまた調べて、また実践して、また記事にする。
「お金検索」は、そういうサイトだから。
岡根健作のひとりごと
SUZURIの「トリブン」という言葉、最初は聞き慣れなくて戸惑った。
要は「粗利」のことだが、あえて柔らかい言葉を使っているのは、「お金の話を難しくしない」という設計思想からかもしれない。
プラットフォームの言葉選び一つで、ハードルがぐっと下がる。
お金の話も、言葉次第で怖くなくなる。
それは、このサイトが目指していることと、たぶん同じだ。
執筆者:岡根健作(お金検索管理人)

